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サミュエル・ベケット
記憶の断片
INTRODUCTION
演劇や映画や漫画の回想シーンが大好きだ。回想シーンとは、登場人物の過去、記憶のなかの出来事が描写されるシーンのことである。記憶はいつも不確かであり、人は過去に起きた出来事を、頭のなかでそっくりそのまま事実通りに保持することができない。
『クラップの最後の録音』を通じてサミュエル・ベケット作品に登場する記憶の描写に興味を持った。小説『どんなふう』では「私の一日 私の一日 わが人生 いつもこんなふう 昔の言葉がぶり返す」という一節が登場する。
サミュエル・ベケットはどのように記憶を描き出したのか、『クラップの最後の録音』『なにをどこで』『伴侶』を通して考える。
WRITER
杉浦千尋
ADVISER
森山直人
OUTLINE
■日時
2026年
1月17日(土)11:00〜11:40
※10:30より受付開始
■料金
無料・事前予約制・自由席
■予約
こちらのフォームよりお申し込みください
■会場
多摩美術大学上野毛キャンパス
教室は決まり次第お知らせ致します。
〒158-8558東京都世田谷区上野毛3-15-34
■アクセス
東急大井町線「上野毛駅」下車、環状8号線沿い(瀬田方面)に徒歩5分。
東急田園都市線「二子玉川駅」下車、徒歩15分。
※キャンパス内に駐車スペースはございませんので、公共交通機関をご利用ください。
※自由席
※発表は質疑応答含め、約40分で終了予定です
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